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モバイルサテライトテレビというスタイル
前回のエントリーに引き続きモバイル衛星ネタ

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携帯が普及し初めて10年以上が立ち「モバイル」という言葉も使い古されてきたい感じがありますが、”持ち運ぶ”というキーワードは未だに新しいと思います。どんなものにでも”持ち運べるか?”というものに照らし合わせて考えてみればわかると思いますが、持ち運ぶにはさまざまな障壁があって、あきらめてしまいがちです。例えば、”クーラーを持ち運んだら涼しい”なんて無理っぽいですよね。

テクノロジーのすばらしさってこういう無理に対する力にあると思います。
クーラーだって、ハンディクーラーみたいな技術があるかもしれません。

情報テクノロジーが未だに熱いのは、アイディアで無理を可能にできるからだと思います。

この間25周年を迎えたソニーの「ウォークマン」は、”持ち運べた”というだけでなく、それを”スタイル”にしたという意味で歴史に残る製品になっています(今、東京都のお台場メディアージュで展示会やってます。いいですよ)。だって、あんなでっかなレコードを聴いていた時代に、持ち運べるテープレコーダーですよ?すっごいです。

そして今、モバイルテレビが盛り上がりつつあります。
すでに20年前に腕時計テレビは登場していましたが(ドラえもんの夢はどこに?!)いまいちもりあがらなかった、民放向けのコンパクトテレビもいまいち笑いにならない。普及しすぎたということもあると思いますが、少ないチャンネル、中毒度の高いコンテンツがモバイルテレビには合わないと思います。

僕は民放をほとんどみません。なぜか?魅力的すぎるからです。休む間もなく、魅力的な映像や音楽、人などが飛び出して逃げられなくなる。強いメディアだからといえばそれまでですが、思考を失うのでみません。その代わりCSはみます。なぜなら選べるからです。投資情報、海外のニュース、日本のニュース、映画、などなど。

モバイルでテレビを見るとき、休む間もなく見なくてはならないコンテンツはありが足られません。なぜならいつ電話が入ったり、用事が発生するかわからないからです。モバイルの場合、”つまみ食い”程度のコンテンツがちょうど良いでしょう。そういう意味では現在スカパー!でやっているコンテンツくらいがちょうど良いと思います。どれも時事性が高いですし、番組のテーマが絞られている。どっぷり使う民放地上波ではなく、情報のソースとして使える番組だと思います。

そう考えるとモバイル衛星テレビはすごくいいかなと思います。時事性が高い投資情報なんかは象徴的な例だと思います。あと海外のニュースなんかはジャーナリストとしては欠かせませんです。この部分では、あきらかに携帯より情報取得に関する利便性が高いと思います。携帯は、現実的にニュースサマリーとメールくらいしか得られませんから。早い回線でリッチになっても衛星にはかなわないでしょう。

つまりこういうことですモバイル衛星テレビは
・持ち運べる
・リッチな情報
・選べるコンテンツ(映像、ラジオ)
という構図を完成させている。
これまでモバイルでは成し得なかったことを実現すると思うのです。
by ism_maskin | 2004-07-27 21:41 | クオリア
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