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ゼロ歳児が教えるユーザーインターフェイス
随分前のこと、MacPeopleの野末編集長とネタが見つからないという相談をしたところ、”身近なところから見直してみては?”とアドバイスをいただいた。
早速、自分の生活の中に隠れたネタを探そうといろいろと見渡してみたのだけど、該当しそうなものと言えば「育児」くらいしかない。
そう、僕はゼロ歳から(現在2歳半)息子を仕事しながら育ててきた。
なので「男の育児とパソコン」これをテーマにしよう、ということにした。

「育児とパソコン」というと、どうやってパソコンを育児に役立てるか?というテーマに陥りがちだけど、ちょっと違う。
というのは、息子はデジタルがジェットをどんどんいじくり回すのだ。
これを眺めていると面白い。
ユーザーインターフェイスの善し悪しがわかるのだ。

例えば携帯電話。
ゼロ歳の息子は、あっというまにボタンを操作して、デジカメで写真を撮ってくる。(今ではもうあきたらしい→お話に夢中)
それをみたときに、さすが携帯電話のUIってのは完成されているんだなと思った。

パソコンの場合、すこし様子が違う。
今までWindowsのVAIOノート505esと、Apple PowerBook G4を使ってきた。
VAIOノートの場合、息子は目を離したすきに、キートップ(キーボードのボタンひとつひとつ)をほとんどひっぺがしていた。トラックパッドもさわったがいまいち興味がわかなかったらしい。

PowerBookG4の場合、まずトラックパッドに触れて、画面上のメニューがウニョウニョ動くのが気に入ったらしく、いろんな場所にカーソルを移動させてはその動きを楽しんでいる。

ここでふと思ったのはMacOSXのUIの方が直感的なんだなということ。
10.3から搭載されたexposeという、全てのウインドウをサムネイル化する機能はかなり面白いらしく、「これ!」とみたいウインドウを選んだりする。

まあ、乳幼児の操作感がUIの良さと直結するわけではないが、僕としては「ものの使いやすさはまず子供に渡してみることから始まる」という認識ができた。

2歳の誕生日に僕のお下がり端末をプレゼント。息子専用のパソコンはWindowsCEになった。これはしばらくはまった。指で操作できるからだ。さすがに素晴らしいと思ったが、お絵かきしか使わなくなった(笑)

現在は、PowerBookG4がお気に入りで、「お仕事する〜!」といってはアーロンチェアに飛び乗り、ばりばり操作する。
その横で、「あ〜!、それ消さないでよ!」と僕は叫んでいたりするです(笑)
by ism_maskin | 2004-05-17 16:53
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